スーパーカブ90 走る『鉄ロバ』"旅はミラクル"

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help リーダーに追加 RSS もう『小ロバ』とは呼べないな、409.5キロの旅

<<   作成日時 : 2006/07/30 22:48   >>

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2006.07.30

7月29日の土曜日は、予定よりも1時間半遅れての出発でした。


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遅く出ると遅く着くだけで、この1時間半の遅れと『小ロバ』(新聞バーディー50)の
法定速度±αの速度から、出発時には「近所回り」で戻って来ようか?とまで考えていま
した。

午後2時25分に自宅前を出発。距離数342.6kmでスタート。


ああ、夕陽が沈む...


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空知の「穀倉地帯」の実りの青を染める夕陽なのですけど、分かるかな?



ゆっくり、道路端を走りに走って、、、
午後8時13分に留萌のスーパーに到着。500.7kmなり。
うちから、たった160キロ弱を走るのに、約6時間もかかってしまって。。。
これから先はどうなる?

「慣し運転中」を僕は真剣に意識して、時速40キロ以下で走った結果でした。




宿泊予定は、留萌の黄金岬キャンプ場でした。無料なので。
ところが、留萌はちょうど「夏祭り」の際中で、交通規制がされていて行けず。

天売に渡って歩き回ることが「旅」の目的でしたから、今夜中にフェリー乗場のある羽幌
まで行ってしまおうか?とまで考えました。
しかし、時速40キロ以下で、暗がりの60キロ前後の距離を走る危険と、軽く1時間半は
かかる疲労度を考えてみました。
時刻は午後9時を回りかけていました。


以前に「焼尻」に行った時に使った「神居岩温泉キャンプ場」を思い出して、再びお世話に
なりました。
当然、この時間では「無断」仕様ですが、ごめんなさいです。
その分、普段以上に気を使って綺麗に使いました。




『小ロバ』50cc のパワーを過小評価していたので、携行品は必要最少として軽量化を
したので、「武井バーナー」は今回はうちの車庫に置いてきました。

ガスバーナーとコッヘルだけで、夜も何か調理しようと考えていたのですが、結局は翌朝
のコーンスープ&ラーメンだけで使うだけでした。

肝心のメニューですが、恒例の "安着祝い" の一杯の「肴」でお腹いっぱいになりました。
これは、お好み焼きではなくて「冷や奴」、カツオ節の上から醤油をたらしただけ。


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「チクワ」に「トコロテン」、あとはいつものチーズでしたね。


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遅い時間に着いて、テントは10分程で張ったものの、僕が遅い夕食を始める頃には、
辺りのキャンパーの皆さんは寝りにはいっていました。
静かに食べて静かに飲むことで、「静けさ」は「星空」と同じだけ重要なものであったこと
を教えてもらった晩でした。

荷を解いた『小ロバ』にも、やっと安息の時間がやってきたのでしょう。
ここまで辛抱強く走ってくれたと僕はこころ静かに「感激」していました。


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午前4時。騒ぎ回る「カラス」の鳴き声で起床です。
ここは、キツネではなくて「カラス」と「スズメバチ」が、時に困りものとなるらしいです。
いつもの様に、起き出す前に寝袋とエアマット、銀マットを畳んで、外に出るやテントを
片付けていきます。
朝ご飯のために必要なモノだけを残し、しっかり食べました。


「原付50cc」に乗ると、どうしてこんなにお腹が空くのか、食べるたびにまたは乗りながら
考えてましたけど、理由は未だ「不明」です。

「天売島」一周10キロを焼尻のときと同じに「徒歩」で回って、羽幌に戻るフェリーを待つ間
に食べた「バナナ2本」と「大盛りミニトマト」をエネルギー源として、午後7時10分に自宅に
無事帰り着くまで、水以外は飲みませんでした。
コッヘル一杯の水があれば、レトルトカレーを温めて、パンとチーズで腹ごしらえは出来た
のに。
頭のどこかにあった「軽量化」の目標が、僕の体重のことを考えさせてくれた様な気もしま
すが、、、普段以上の「疲労」から一刻も早く開放されたかったので、うちに帰ることを
優先させていたのですね。




あと言う間のキャンプ場の数時間でしたが、
朝一番の高速船に間に合わせるために、午前6時15分にキャンプ場を後にしました。
小平町に入るあたりから、巨大な「風車」がそれも数えきれない位沢山あって、
ほとんどが「クルクル」回っていて、きっと「電気」を起していたのでしょうね。
向き風が強いのは、往きも帰りも同じでした。風車には、いつも風が吹く「良い場所」で
あるのですが、パワーのない『小ロバ』にはきついものがあり、僕は頭を下げるだけでは
なく、上半身をハンドルの上に折り曲げる様にして乗っていました。
風圧が減ると、長い登り坂をトップ3速で加速しながら走ってました。


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これら風車は町の「風物詩」であって、「風車祭り」の知らせが掲示されてました。
日本の国土は狭いのかな、と思ったのは、人家の裏山あたりに何十機も回っているため
でした。
アメリカやオーストラリアなら、町からは見えないもっと山奥深い所に「巨大な風車」基地が
出来ているでしょうからね。



出発時342.6キロ。
帰宅時752.1キロ。
今回の走行距離は「409.5キロ」でした。
燃費は、一度だけ満タン法で測ったら「55.1キロ/L」


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完全にエンジンのあたりは付いて来た様です。
うち戻ってみて 、あれこれ振り返ってみると、原付50 cc は決して馬鹿にでなきないこと
を知るのでした。 "恐るべし"です。

409.5キロを走りながら肝に銘じたことは、「原付50cc」はちょっと力のある自転車である
ことを忘れてはいけないということです。
パワーを求め、しかも加速とスピードを求めるなら、大きなバイクにすればすむ訳で、
「原付50cc」の乗る意味は、自転車旅行を「楽」させてもらうところにあると僕は考えます。




『鉄ロバ』は、"通勤" と "スペシャル・イベント" の時に活躍するでしょうが、ここまで走って
しまえば、主役の座は『小ロバ』になったのかな?

 

僕にとって最高の「旅」の地であった『天売』に関しては、「旅のはじまり」に書きます。
ゴーギャンが住み着いた「タヒチ」の "思い" を連想する様な「旅」だったのです。





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